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腐食に強く、磁性の低い
SUS316製 スパイラルリテイニングリング
止め輪の腐食・帯磁性でお困りではありませんか?
当社は耐食・非帯磁性に優れたSUS316製の止め輪を提供いたします。
腐食が懸念される環境下で止め輪を使用する際、材質はステンレス鋼を選択する場合が多いと思います。
JIS規格の止め輪で検討する場合、一般的にはそのほとんどがSUS304になります。
しかし、止め輪が長期間水分に触れていたり、更に塩分濃度が高い環境下で使用すると、SUS304とはいえ腐食劣化が進行し、止め輪本来の機能が損なわれる恐れがあります。
そのような過酷な環境下でも止め輪の機能が損なわれないよう、当社ではSUS316を用意しております。
SUS316はSUS304にMoを添加することにより緻密な不動態皮膜が形成され、優れた耐食性を発揮します。
高い耐食性を要求されるポンプのメカニカルシールや固定部品などに、当社のSUS316製のスパイラルリテイニングリングが採用され、高い評価を頂いております。
▲ 実海域ばくろ試験 片重ね部分の状況
引用 実海域におけるステンレス鋼の耐さび性:ステンレス協会
▲ 実海域ばくろ後の最大食孔深さと孔食指数との関係
引用 実海域におけるステンレス鋼の耐さび性:ステンレス協会
またSUS316は他のステンレス鋼と比較して、各種溶液への耐食性にも優れています。
オーステナイト系のステンレス鋼は面心立法晶構造であり、溶態化処理状態では非磁性ですが、冷間加工を加えると磁性が発生します。これはオーステナイト組織の一部が、加工誘起マルテンサイトに変態するためです。依って強度を上げるために伸線、圧延をしたり、止め輪を成形するための塑性加工をすると弱磁性体となり、磁石反応を起こします。
鋼種による組織変態の度合いは含有元素の多少に影響されますが、ステンレス鋼の代表種であるSUS304では、Ni量に応じてマルテンサイト変態が生じやすく透磁率が大きくなるため、顕著な磁石反応を示します。
しかしSUS316はマルテンサイトに変態しにくく、冷間加工の影響をあまり受けません。
したがって、弱電機器などで非磁性の止め輪が必要とされる場合には、SUS316を御検討ください。
▲ 磁性に及ぼす加工の影響
引用 ステンレス鋼の使用上の要点:腐食防食協会 腐食センター
当社ではスパイラルリテイニングリングだけではなく、スクロウェイブスプリングでもSUS316での対応が可能ですので、
詳しくはお問い合わせください。